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サイボウズ、台湾営業所を開設

サイボウズの青野社長=4日、台北(NNA撮影)

サイボウズの青野社長=4日、台北(NNA撮影)

情報共有ソフトウエア大手のサイボウズ(東京都中央区)は4日、台北市に現地営業所を開設すると発表した。同社が手掛けるクラウドサービス「cybozu.com(サイボウズ.コム)」の台湾における販売拠点とする。日系企業のほか台湾企業への販売を強化し、向こう3年で300社への導入を目指す。

台湾市場における需要の高まりを受け、サイボウズ.コムを繁体字中国語にローカライズした上で、現地台湾企業での販売を強化し、海外販路拡大の足掛かりにする。サイボウズの青野慶久社長は、「台湾でも日本と同様に少子高齢化が進んでおり、労働人口の確保が台湾企業にとっても課題となっている」と指摘。同社が取り組むクラウドの導入による働き方改革や業務効率化のノウハウを台湾でも展開する方針。

台湾営業所は南京東路に設け、同社の名古屋営業所で所長を務めた曽根秀和氏が所長に就任する。

■「台湾でも働き方の多様化を」

同社は営業所開設に合わせ、台北市内のホテルで働き方の変化や業務改善についての講演会を開催した。青野社長は出勤形態や福利厚生における自社例を紹介し、クラウドサービスを活用した業務効率の改善の必要性をアピールした。

講演会では、青野氏が社長に就任して間もない2005年に同社の年間離職率が28%に達し、給与引き上げや配置転換を図ったものの退職者を引き止められず、「新たな採用活動や新人教育などにコストがかかっていた」と指摘。社内で情報共有するクラウドサービスを活用し、在宅勤務や時短勤務などを認める「バーチャルオフィス」を創造し、働き方の多様化を進めたことで、離職率は16年に5%弱まで回復したことを明らかにした。

サイボウズは2001年5月に米カリフォルニア州に現地法人を設立し、米国市場を手始めに海外での事業展開を開始。07年には中国上海市に、08年にはベトナム・ホーチミンに子会社をそれぞれ設けている。


関連国・地域: 台湾日本
関連業種: IT・通信雇用・労務

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