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政府が鉄道高速化計画に難色、中国発注も視野

インドネシアの首都ジャカルタと東ジャワ州スラバヤを結ぶ、既存鉄道の準高速化事業について、インドネシア政府が計画そのものについて難色を示し始めた。既存鉄道の利用は思いのほか建設コストがかかり、将来の運営を考慮すれば、新しい鉄道を建設したほうが得策との意見が出ているためだ。工事を日本へ要請するとの決定を覆し、建設費を安く上げる中国に発注を切り替えることも検討し始めている。6日付ジャカルタ・ポストが伝えた。