ミャンマー東部モン州の観光名所チャイティーヨー・パゴダ(仏塔)で開発中のケーブルカーが、7月末に完成する見通しだ。政府系英字紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーが14日伝えた。
開発・運営を担う韓国とミャンマーの合弁会社スカイ・アジアが明らかにした。チャイティーヨー・パゴダは、落ちそうで落ちない黄金の岩「ゴールデンロック」で有名で、信仰の対象になっている。事業費は2,000万米ドル(約22億7,000万円)に上り、現在は大半の建設作業が完了している。
ケーブルカーは、ヤテ山からチャイティーヨー・パゴダまでを約10分で結ぶ。1台当たり8人を輸送できるケーブルカーを43台投入する予定で、フランスから既に輸入した。
スカイ・アジアは2014年、ホテル・観光省から同事業を受注したものの、建設工事が大幅に遅れ、昨年3月までに完成させる取り決めを実現できなかった経緯がある。
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