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「北問題で主導権を」、半島情勢の米専門家

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)新大統領は、金大中(キム・デジュン)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)の両政権で南北首脳会談の実務を担当した徐薫(ソ・フン)氏を情報機関のトップに指名し、北朝鮮との対話路線を明確に打ち出した。政策アナリストとして米ワシントンで20年以上活動する朝鮮半島情勢の専門家、スティーブン・コステロ氏は北朝鮮問題について「米中に任せきりにするのはなく、韓国が主導権を握るべきだ」と文政権にエールを送る。コステロ氏は金大中氏との関係が深く、米国に設立した金大中平和財団では副理事長を務めたこともある人物だ。