3月の大気状況、PM2.5濃度は17%減

中国環境保護省(環保省)が10日発表した3月の大気汚染状況測定結果によると、地級市以上の338都市を対象とした微小粒子状物質「PM2.5」の平均濃度(1立方メートル当たり、以下同)は前年同月比17.2%減の48マイクログラムだった。改善は進んでいるものの、国の基準値である35マイクログラムを依然として上回っている。

粒子状物質「PM10」は25.4%減の85マイクログラム。同省の測定基準で大気が「優良」となった日数が全体に占める割合は83.1%で、前年同月から11.8ポイント拡大した。地域別では京津冀地域(北京市、天津市、河北省)13都市が66.3%、長江デルタ地域25都市が85.9%、珠江デルタ地域9都市が95.0%と差が目立った。

主要74都市で深刻な大気汚染に見舞われたワースト3位は遼寧省瀋陽市、河北省唐山市、河南省鄭州市。大気の状況が比較的安定していた都市の上位3位は、海南省海口市、チベット自治区ラサ市、浙江省舟山市だった。

第1四半期(1~3月)は、PM2.5の平均濃度が前年同期比3.3%増の63マイクログラム、PM10が4.8%減の100マイクログラムとなった。大気が優良となった日数が全体に占める割合は71.0%で、前年同期からほぼ横ばい。専門家は第1四半期の大気汚染状況に改善が見られなかった要因に、不利な気候条件や製造業の景気回復などを挙げた。


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