台湾交通部（交通省）がこのほど発表した2016年の交通関連統計によると、主要17指標のうち台北捷運（台北ＭＲＴ）や高雄捷運（ＫＲＴ）の乗客数、域内全空港の出入境旅客数、海外渡航した台湾人の数など10指標が同期の過去最高を記録したことが分かった。一方、国際航路を持つ港湾「国際商港」の旅客数は中国人客の減少を背景に前年比9.0％減った。同部は「域内外の景気の影響で一部指標の伸びが緩慢になった」としながらも、全体では平穏な成長を維持したとしている。