いすゞ、SUV「MU―X」発売

いすゞベトナムは7月29日、スポーツタイプ多目的車(SUV)の「MU―X」を発表した。富裕層を主なターゲットとし、年末までの5カ月で400台の販売を目指す。

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「MU―X」の発表会で登壇するいすゞベトナムの福村社長(右端)、いすゞ自動車の代表者ら=7月29日、ホーチミン市

いすゞベトナムは同日、ホーチミン市1区でメディア向けの発表会を開いた。MU―Xは、主力の1トンピックアップトラック「D―MAX」をベースに開発した7人乗りで、タイから完成車(CBU)を輸入する。いすゞ自動車が強みを持つトラックの特性を備え、高い耐久性と燃費、安全性を売りにしている。

排気量2500ccと3000ccで、ボディーカラーは「ウルル・ブラウン・メタリック」「シルキー・ホワイト・パール」「ティタニアム・シルバー・メタリック」など全5色。価格(付加価値税=VAT込み)は排気量2500ccが8億9,900万ドン(4万米ドル、約408万円)、3000ccが9億6,000万ドンとなっている。

いすゞベトナムの福村嗣夫社長は、「ベトナムの自動車市場はここ2~3年で急拡大し、中でもSUVは1~2年で増加していることからMU―Xの発売を決定した」と説明。「7人乗りであるため幅広い客層の利用が見込まれるが、特に富裕層をターゲットに売り込んでいく」との方針を示した。ハノイとホーチミン市にショールームを開設したほか、テレビコマーシャル(CM)の放映を開始した。

MU―Xは海外向けのグローバルモデルで、2013年11月に生産地のタイで初めて発売された。同国では発売から10日間で受注台数が5,000台、販売台数は発売から約1年で2万台に達した。オーストラリアでは、15年に6,000台余りを販売。東南アジア諸国連合(ASEAN)では、タイとベトナムのほか、フィリピン、インドネシア、マレーシアなどで販売している。

ベトナム自動車工業会(VAMA)によると、いすゞベトナムの今年上半期(1~6月)の販売台数は2,907台で、前年同期比1%減となった。福村社長は、「16年通年では前年実績を上回ると見込んでいる」と述べた。


関連国・地域: ベトナム日本
関連業種: 自動車・二輪車

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