深セン企業、45億ドルでオフィスビル取得

中国本土の商業用不動産やホテルの投資・開発を手掛ける深センの祥祺集団は18日、香港の九龍ホンハムの紅鸞道に位置するオフィスビル「ワン・ハーバーゲート」の東棟を45億HKドル(約614億円)で取得すると発表した。19日付スタンダードなどが伝えた。

ワン・ハーバーゲートは、香港地場のデベロッパー、ウィーロック・プロパティーズ(会徳豊地産)が開発した。祥祺集団は、15階建てのオフィスビル(延べ床面積25万4,000平方フィート=約2万3,597平方メートル)と2階建ての店舗部分(同2万6,000平方フィート)を取得する。東棟は「祥祺中心」と名付け、完成後は祥祺集団の香港本部とする。建物は年末の完成を予定している。

ワン・ハーバーゲートの西棟は昨年11月、本土生保大手、中国人寿保険の子会社、中国人寿保険(海外)が58億5,000万HKドルで取得していた。

祥祺集団の陳紅天会長は先月にも、香港島ビクトリアピークのゴフ・ヒル・ロード(歌賦山道)で建設中の高級住宅を約21億HKドルで購入している。

■直近1年で4件

本土企業によるオフィスビル1棟単位での取得は祥祺集団と中国人寿保険(海外)の2事例を含め直近1年で4件、成約額ベースでは計328億5,000万HKドルに上る。香港エリアの本部として物件を物色する動きが続いている。

残る2事例は、中国政府系の投資持ち株会社で、香港上場の中国光大控股(チャイナ・エバーブライト・ホールディングス)による「大新金融中心」の取得と、恒大地産集団(広州市、エバーグランド・リアル・エステート・グループ)による「美国万通大廈(マスミューチュアル・タワー)」の取得。ともに香港島・湾仔で、取得額はそれぞれ100億HKドル、125億HKドルだった。


関連国・地域: 中国香港
関連業種: 金融・保険建設・不動産

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