国際通貨基金(IMF)は、インドネシアの2014年~15年の経済成長率を下方修正した。インドネシア経済の情勢が思わしくないためで、経常赤字の対国内総生産(GDP)比も拡大するとの見通しを明らかにした。
今年のGDP成長率の予想値は、今年4月に公表した5.4%から5.2%に引き下げた。来年は5.8%から5.5%に見直した。中長期的な見通しとして、19年に6.0%の水準になるとの予測は維持した。
消費者物価指数(CPI)の上昇率については、年平均で今年が6.0%とし、前回の6.3%から引き下げた。一方で、来年は補助金燃料の値上げによる影響で6.7%になると予測し、5.5%から引き上げた。
経常赤字については、今年が対GDP比で3.2%、来年が2.9%になると予想。4月には今年が3.0%、来年が2.7%との見通しを示していた。失業率は今年、来年ともに据え置いた。
IMFは、インドネシア経済を回復させるには潜在成長率を引き上げる必要があると指摘。貿易と投資の障壁をなくし、ビジネス環境の改善といった経済政策を進めるべきと提言した。








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