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テイクオフ:野口稔(本名・張ヒョク…

野口稔(本名・張ヒョクジュ)という大邱出身の小説家がいる。戦時中「改造」誌の懸賞作品に「餓鬼道」が当選し、韓国人で初めて日本で文壇デビューした異才だ。韓国での評判は思わしくなく、結婚と同時に生活の基盤を日本に移した。

デビュー当初は「朝鮮の現実を世界に伝えたい」との志で筆を取っていたが、次第に日本寄りの発言が増え、終戦間際には「岩本志願兵」という朝鮮の徴兵制導入に賛同する作品も書いている。徴兵制は差別を受けてきた彼らが日本人と対等になれる絶好の機会と考えていたようだ。本心だったのか、強制的に書かされたのかは定かではない。

戦後は高麗神社に近い埼玉県日高市に居を構えたが、数編の小説を書いただけで戦時中の行為が尾を引いたまま、平成10年2月に静かに世を去った。(蝦)


関連国・地域: 韓国日本
関連業種: 社会・事件

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