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【ディープチャイナ】大荒れの株式市場、いまだ根強い警戒感も

先週1週間(9月15日~19日)の大荒れ相場は、中国証券市場の歴史に刻まれると言っても過言ではないだろう。世界を揺るがした米証券大手リーマン・ブラザーズ破綻を背景に上海総合指数がついに2000ポイントを割り込んだ後、政府当局が株価支援策を発表するや今度はストップ高が相次ぎ2000ポイントを急回復してみせた。市場は最悪地合いを懸念する投資家と、相場をなんとしても死守したい当局のせめぎ合いとなっている。株式市場は今後どこに向かうのか。【北京・西原哲也】