NNA ASIA

【日印国交70年】乳酸菌飲料市場を開拓

地域の浸透、ヤクルトレディ貢献

インドのデリー首都圏などで、日本と同じ味のヤクルトを日々、ヤクルトレディが地域の住民に手渡しで届けている。2008年の発売から14年。彼女たちの活動は地域に網の目のように浸透し、女性の社会進出の一助にもなっている。ヤクルトと仏ダノン・プロバイオティクスの合弁会社ヤクルト・ダノン・インディアは、乳酸菌飲料の市場がない同地で市場自体を開拓しながら、今後も宅配と卸売りの両輪で拡販を目指す。現在の2倍に当たる1日当たり40万本が当面の目標だ。【榎田真奈】