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首都圏地下鉄に1千億円、円借款契約を締結

経済

国際協力機構(JICA)はマニラ市で16日、フィリピンの財務省と、マニラ首都圏の地下鉄第1期事業への1,045億3,000万円の円借款貸付契約(L/A)を締結した。日本の技術や資機材が活用される本邦技術活用条件(STEP)による政府開発援助(ODA)で、償還期間は40年。ケソン市ミンダナオ・アベニューとタギッグ市の工業団地「フード・ターミナル(FTI)」を結ぶ約25キロメートルを整備する第1期の事業費は約8,000億円と試算されている。日本政府は最大6,000億円の円借款を検討しており、今回が第1段となる。