NNA ASIA

新幹線をガラパゴス化させるな

鉄道工学の曽根悟教授(中)

鉄道工学の第一人者、東京大学名誉教授・工学院大学特任教授の曽根悟氏のインタビューの2回目。「前例に従う」を積み重ねる日本の新幹線技術や鉄道に関する施策は、世界からみれば「ガラパゴス化」しつつあり、高コスト体質になりやすい。低コストな高速鉄道を求めるアジアにそのまま新幹線を輸出しようとすれば、大きな障害になると指摘する。