シンガポール通産省が３日発表した2016年の国内総生産（ＧＤＰ、速報値）は物価変動の影響を除いた実質で前年比1.8％増となり、政府予想の1.0～1.5％増を上回った。製造業が2.3％増と堅調で、全体を押し上げた。10～12月期の実質ＧＤＰも前年同期比で1.8％増となり、７～９月期の1.2％増（改定値）から加速。前期比（年率換算、季節調整済み）では9.1％増と、７～９月期の1.9％減からプラスに回復した。