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7~9月期の成長率、1.1%に上方修正

経済

シンガポール通産省が24日発表した7~9月期の実質国内総生産(GDP)成長率の改定値は前年同期比で1.1%となり、速報値の0.6%から上方修正された。ただ4~6月期の2.0%はなお大きく下回っている。同省は通年の成長率の見通しを従来の1.0~2.0%から1.0~1.5%に引き下げた。世界経済の先行きに不透明感が増していることから、17年も大きな景気回復は見込めないとして、同年の成長率は1.0~3.0%になると予想している。