2017年1月の1位は東南アジア諸国連合(ASEAN)最大規模の自動車市場、インドネシアでのホンダの販売台数が過去最高を記録したとのニュース。減速感はあるもののASEAN自動車市場はまだ伸びると期待されています。今月のトップ10のうち5本が自動車関連で、読者が高い関心を持っていることが分かります。インドネシアの自動車市場には昨年、約2,499億円の外国投資がありました。
5位は台湾の転職に関する記事。中華圏では春節(旧正月)前後に転職が増加し、企業の労務担当者を悩ませています。同様に旧正月を祝うベトナムでは、テト明けに4万人の新規求人があるとみられています。
7位は佐川急便を中核とするSGHDがシンガポールの拠点を統合したニュース。ASEANの物流ハブでもある同国で、大手の機能強化は注目を集めました。国内港湾間の貨物輸送効率化のため、豊田通商とシンガポール当局などが提携するニュースもありました。
記事一覧
- 第1位【インドネシア】ホンダ16年販売、20万台弱で過去最高
- 第2位【タイ】新型「マツダ3」投入、新世代技術を搭載
- 第3位【ミャンマー】日産とタンチョン、ヤンゴンで現地生産開始
- 第4位【中国】昨年の特許出願、6年連続で世界一
- 第5位【台湾】会社員の89%、春節明けの転職を希望
- 第6位【ベトナム】いすゞ、ピックアップで新モデル投入
- 第7位【シンガポール】佐川急便のSGHD、現法2社を事業統合
- 第8位【マレーシア】富士ゼロックス、来期は業績向上見込む
- 第9位【フィリピン】未来樹脂、初の海外生産
- 第10位【インド】旧紙幣、流通額の97%を回収
ホンダのインドネシア四輪製販法人ホンダ・プロスペクト・モーター(HPM)は、2016年通期の累計販売台数(ディーラーへの出荷ベース)が19万9,364台となり、過去最高記録を達成したと発表した。前年比……
マツダは24日、タイで乗用車「マツダ3(日本名アクセラ)」のマイナーチェンジモデルを発表した。新世代の車両運動制御技術「スカイアクティブ・ビークル・ダイナミクス」を初めて搭載したモデルの投入で、今年……
日産自動車とマレーシア系のタンチョン・モーター(ミャンマー)は18日、ミャンマーで自動車生産を始めたと正式発表した。生産するのはセダン「サニー」で、当面はタンチョンが最大都市ヤンゴンに持つ既存施設……
中国国家知識産権局によると、昨年1年間に同局が受理した特許出願件数は前年比21.5%増の133万9,000件だった。6年連続で世界1位を維持し……
台湾では例年、春節(旧正月、今年は1月28日)前後の転職が盛んだが、求人求職サイト「yes123求職網」を運営する一二三生活科技が、台湾の会社員と企業を対象に実施した春節明けの転職・海外就業に関する……
いすゞベトナムは10日、ピックアップトラック「D―MAX」の2017年モデルをホーチミン市で発表した。17年1月から導入される予定だった欧州排ガス基準「ユーロ4」のディーゼル車への適用が18年に延期……
佐川急便を中核とするSGホールディングス(HD)は11日、海外事業統括会社SGホールディングス・グローバルがシンガポール法人のSG佐川アメロイドと佐川急便シンガポールの2社を事業統合したと発表……
富士ゼロックスのアジア太平洋地域販売統括会社である富士ゼロックス・アジア・パシフィックは10日、マレーシア・クアラルンプールのホテルで開いた製品展示会で、複合機とクラウドサービスを連携させる機能……
プラスチック製品の製造・販売の未来樹脂(東京都小平市)は、4月からフィリピンで日系自動車部品メーカー向けにプラスチック製トレーなどの輸送用資材を生産する。段ボール製よりも積載量が多く、収容に要する……
高額紙幣の刷新に伴い、インドの市中銀が回収した旧紙幣が昨年12月30日時点で総額14兆9,700億ルピー(25兆9,000億円)に上ったことが分かった。流通額の97%が預金や交換などで回収されたとみられている……