コラム


夫の実家で過ごすクリスマスには毎年、オージーの義母がローストポークを焼く。七面鳥やハムを焼く家も多いようだが、わが実家では必ず巨大な皮付きポークを何時間もかけてローストし、カリカリに焼けた脂身の皮「クラックリング」をかじるのがみんなの楽しみになっている。

クリスマス限定のケーキ型アイスやチョコレートなど、ここぞとばかりにご馳走が並ぶ中、ひとつだけ、何年たっても食べ慣れないものがある。ドライフルーツがふんだんに詰め込まれたプディングだ。これが甘い。歯が浮きそうなほど甘い。さらに上から液体のカスタードをかけるので、砂糖の量を考えると気が遠くなる。

昨年は思い切ってこのプディングを断ってみたが、複数のプディングを味比べしながらうまいうまいと言って頬張る家族全員を見て、やっぱりオージーになれない自分を確認した。(桜月)


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