アマゾンの無人機配送、インドで試験実施か

電子商取引(EC)大手の米アマゾンが小型無人機による配送実験を、西部マハラシュトラ州ムンバイと南部カルナタカ州バンガロールの国内2都市で実施する可能性が浮上している。匿名の消息筋の話として、エコノミック・タイムズ(電子版)が20日に伝えた。

アマゾンは、ムンバイとバンガロールに倉庫を置いている。同筋によると、実施時期は「早ければディワリ(灯明祭)ごろだ」という。ただ、この件について、アマゾンは「将来に何をするか、何をしないかについてはコメントしない」としている。

アマゾンが配送に無人機を使う構想を明らかにしたのは、昨年12月のこと。無人機の最大積載重量は約2.3キログラムで、アマゾンが扱う商品の86%前後が配送可能となる。ディワリの前後は1年の中で最も消費が盛り上がる期間で、仮にアマゾンが商品を1個でも運べば、地場フリップカートと国内のEC市場の覇権を争う上で、広告的に大きな効果がある。

無人機の使用に関する法整備に関し、政府の意識は低い。民間航空管理局(DGCA)は、アマゾンの計画を把握しておらず、空撮や調査、野生動物の保護などを目的に既に無人機を運用している業者も、DGCAの許可を得る必要があるとは考えていないと述べている。米国では、アマゾンを含めた企業による無人機の屋外での運用は認められていない。


関連国・地域: インド米国
関連業種: IT・通信商業・サービス運輸・倉庫政治

PR

その他記事

すべての文頭を開く

リライアンス、問屋事業に5百億ルピー投資(15:43)

インドの複合企業(コングロマリット)リライアンス・インダストリーズ(RIL)の小売り部門リライアンス…

続きを読む

カード決済、取引上限付きでサービス税免除(15:36)

インドの財務省は8日、カード決済による上限2,000ルピー(約3,360円)の支払いについては、サービス税を免…

続きを読む

フリップカート、PBブランドの商品投入(14:16)

インドのインターネット通販大手フリップカートは9日、プライベートブランド(PB=自主企画)事業を開始…

続きを読む

大気汚染で空気清浄機の需要増 倍増ペース、日系が存在感(下)(12/09)

インドで深刻な大気汚染が社会問題となる中、今年に入って空気清浄機の売り上げが急激に伸びている。2016年…

続きを読む

国内乗用車販売、11月は1.8%増と低調(12/09)

インド自動車工業会(SIAM)は8日、11月の国内新車販売台数を発表した。乗用車(ユーティリティービー…

続きを読む

【アジア三面記事】小さな空手家が世界へ(12/09)

■小さな空手家が世界へ インドとパキスタンが領有権を巡って対立するカシミール地方から、1人の小さな空…

続きを読む

マヒンドラ、アジア・アフリカで中古車販売(12/09)

インドの自動車メーカー大手マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)がアジアやアフリカで中古車販売事業に乗り出…

続きを読む

高額紙幣廃止から1カ月、翻弄された印経済(12/09)

インドで高額紙幣の使用が禁止されてから1カ月が経過した。モディ首相の突然の発表を受けて、国内経済は現…

続きを読む

表面実装の台表科、11月売上高は25カ月来最高(12/09)

液晶パネルの表面実装で世界大手の台湾表面粘著科技(TSMT)が発表した11月の連結売上高は前月比1.4%、…

続きを読む

高額紙幣廃止で大混乱に、野党封じ込めの狙いも(12/09)

【ニューデリー共同=佐藤大介】手元にある現金が突如、「紙切れ」になる―。インドのモディ政権が、偽札な…

続きを読む

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社エヌ・エヌ・エーは一切の責任を負いません。

SNS公式アカウント

企画広告

出版物

各種ログイン