日本コンテンツの普及低調、韓国勢は躍進

ジャカルタにおける日本コンテンツの浸透度の伸びが低水準であることが、博報堂が22日に発表した調査結果で明らかになった。韓国などの文化が受け入れられる中、マンガ・アニメ以外の分野で指数と伸び幅のいずれも最低水準だった。

調査は、2012年5~8月にアジア主要10都市で15~54歳の7,707人を対象に実施。マンガ・アニメ、ドラマ、映画、音楽、メーク・ファッションの5分野の嗜好(しこう)を、各都市500~800人に面接で聞いた。ジャカルタは、日本のマンガ・アニメが26.4%で10カ国中4番目に高い数値となったが、その他の分野では低調だった。

10年の調査時と比べると、アニメ以外の4分野で韓国が日本を超えた。「好きなドラマのタイプ」を聞いた項目では、韓国ドラマが12.8ポイント躍進の17.3%となったが、日本ドラマは1.7ポイント上昇の4.9%にとどまった。映画、音楽、メイク・ファッションでも10年には日本勢が韓国を上回っていたが逆転し、大きく引き離された。

博報堂の広報担当者によると、韓国は国を挙げてドラマを中心としたコンテンツ輸出に注力しており、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)を重視している。ベトナムでは韓国ドラマの浸透度が5割を超えるなど効果が出ており、ASEANの他国にも波及しているという。

インドネシアは、経済発展を背景とする生活水準の向上、メディアの多様化などで外国のコンテンツを徐々に受け入れるように変わってきていると指摘した。

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関連国・地域: 中国韓国ベトナムインドネシア日本ASEAN米国欧州
関連業種: 経済一般・統計観光・娯楽マスコミ・出版・広告社会・事件

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