越ロンタイン空港計画を作成:JАC、日本PPP形成へ

日本空港コンサルタンツ(JАC)はこのほど、南部空港総公社(SAC)から1年前に受託したロンタイン国際空港(南部ドンナイ省)建設計画のマスタープランをまもなく完成する。2018年に着工予定の同空港建設計画は、交通運輸省が承認し、日本が主導する官民パートナーシップ(PPP)事業として進む見込みだ。

ロンタイン空港はホーチミン市タンソンニャット空港の代替国際空港で、両空港間は43キロ離れている。ロンタイン空港計画は菅直人首相とグエン・タン・ズン首相の先月末の会談でも議題になった。マスタープランを踏まえて、国際協力機構(JICA)が詳細な事業化調査(FS)を行い、第1期分のインフラ関連は「官」が請け負い、ターミナル運営や第2期以降の拡張は「民」が分担するものとみられる。

約230億円の円借款が投じられ07年に完成したタンソンニャット空港の国際線ターミナルビルはJАCがコンサルを担当。この実績が評価されて、ロンタイン空港のマスタープラン作成をベトナム政府が依頼したものとみられる。ただ、タンソンニャット空港は「ハードは素晴らしいが、ターミナルビル運営やタクシー乗り場などソフトが課題」と言われており、ロンタイン空港が民間のソフト力をどう発揮できるかが注目される。

■総額60億米ドル?

10日付ダウトゥ電子版によると、ロンタイン空港の総工費は60億5,000万米ドル(1米ドル=約81円)とされるが、これに土地収用費は含まない。20年完成の第1期までに43億4,000万米ドル(うち基礎インフラが12億8,000万米ドル)が投じられ、同年の需要予測は旅客2,500万人、貨物63万9,000トン。30年には4,450万人、120万トンになるという。


関連国・地域: ベトナム日本
関連業種: 運輸・倉庫

その他記事

すべての文頭を開く

7月の物価上昇2.39%、3カ月連続2%超え(18:48)

ベトナム統計総局(GSO)は24日、2016年7月の消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月比で2.39%だっ…

続きを読む

資金不足の精米業者、政府の早期融資に期待(07/25)

カンボジアの精米業者やコメ輸出業者が、政府が先月発表した低利融資の実施を待っている。今年初めから発生…

続きを読む

【書籍ランキング】7月7日~7月13日(07/25)

■<ビジネス書ベスト10> 1.『フィンテック 金融維新へ』アクセンチュア(日本経済新聞出版社) 2.…

続きを読む

物流効率化を高品質車で支援(07/25)

日野モータース・ベトナムは22日、拠点設立から20周年を記念する式典をハノイで開催した。同社に出資する日…

続きを読む

前田建設、地場企業とHCM市で不動産開発(07/25)

前田建設工業は23日、ベトナムの不動産開発会社ティエン・ドゥック・トレーディング・アンド・コンストラク…

続きを読む

南部で冷凍冷蔵の倉庫事業、川崎汽船など(07/25)

川崎汽船、海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)、日本ロジテムの3社は21日、南部ビンズオン省に低…

続きを読む

ベトナム航空機リース、ATR5機を売却へ(07/25)

ベトナム航空機リース社(VALC)が、保有するATR72型機5機を、8月5日に入札販売する。21日付VN…

続きを読む

ハノイ都市鉄道、元請業者に機材調達で特例(07/25)

ベトナムのグエン・スアン・フック首相は、遅滞しているハノイ都市鉄道2A号線(ドンダー区カットリン~ハ…

続きを読む

スー・チー氏、ASEAN会議に初登場(07/25)

【ビエンチャン共同】ラオスの首都ビエンチャンで24日開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議に…

続きを読む

故障のブンアン火力発電所、9月に運転再開(07/25)

ベトナム北部ハティン省のブンアン第1火力発電所で、ローター(回転子)の故障により昨年11月末から停止し…

続きを読む

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社エヌ・エヌ・エーは一切の責任を負いません。

企画広告

出版物

各種ログイン