ガルーダ航空、貨物輸送の成長に期待

インドネシア国営ガルーダ・インドネシア航空は、月平均の国際貨物輸送収益が年末までに2,500万米ドル(約26億円)に達すると見込んでいる。国営アンタラ通信が5日付で伝えた。

ガルーダ航空のアリフ社長によると、現時点の貨物輸送収益は月平均2,100万米ドル。海外向けのビジネス貨物輸送が主力となっている。同社長は、貨物輸送が今後も同社の収益を支えると予測した。

アリフ社長によると、現在、貨物輸送量が最も多いのは中国の広州便と上海便。1日平均20トンを輸送しているという。

輸送能力では、東京便と韓国便も1日20トン。欧州便は同14~15トンとアリフ社長は話している。同社長は、新路線の開設、また既存路線の増便で貨物輸送をテコ入れする戦略を提示した。

一方、国際旅客輸送では、中国線を拡充する。デンパサール(バリ島)と四川省成都を結ぶ便を来年1月に就航する予定。上海便も強化する。

中国線以外では、日本の複数の都市への新たな乗り入れ、米国便の復活を準備している。

■政府が国内線シェア拡大要請

インドネシア国営企業省はガルーダ航空に対し、現在は競合他社に押されて44%にとどまっている国内線の市場シェアを50%以上に高めるよう要請している。

テンポ(電子版)によると、アリフ社長は4日、リニ国営企業相から、同社の国内線市場シェアが不十分と指摘を受けたと明らかにした。その上で、同社として国内線で攻勢を強める方針を示している。戦略の1つとして、観光地と他の都市を結ぶ便の強化を掲げた。


関連国・地域: インドネシア
関連業種: 経済一般・統計運輸・倉庫観光・娯楽

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