国際医療福祉大、ミャンマー人奨学金受入合意

国際医療福祉大学は16日、ミャンマー保健・スポーツ省と、千葉県成田市に来年4月に新設予定の医学部に優秀なミャンマー人留学生を受け入れるための特別奨学金制度設置の合意書を締結した。

同大の成田キャンパスで調印式が行われ、高木邦格理事長とミン・トゥエ保健・スポーツ相が合意書に署名した。保健・スポーツ省が推薦する学生を大学側で最終選考、合格者2人までに対して医学部を卒業するまでの6年間、入学金や授業料、教材費、生活費など1人当たり計3,000万円の奨学金を供与する。ミャンマー教育省が推薦する学生から2人も選抜し、同様の奨学金を与える予定。

新制度は、ミャンマー人学生が同大の医学部で学んで日本の医師免許を取得、同大の関連病院などで高度な医療技術を習得するため臨床経験を積んだ後、ミャンマーに帰国し、保健医療分野で母国の発展に寄与することを後押ししようというもの。

ミン・トゥエ保健・スポーツ相は調印式後、「これを機にミャンマーと国際医療福祉大学および関連病院との関係が深まることを願う」と表明。高木理事長は「新設医学部の卒業生がミャンマーで活躍され、医療事情の向上に役立てるなら光栄。世界水準を上回る医学教育にまい進していきたい」と述べた。

同大が来年4月、成田国際空港の近くに新設する医学部では、1学年の定員140人のうち、アジア各国などから優秀な留学生20人を受け入れ、アジアの医学界に貢献できる人材を育成する計画で、ミャンマー人留学生に対する奨学金もその一環。同大はすでにベトナムとモンゴルの留学生計7人を選考、医学部奨学金を与えることを決めた。今後カンボジアやインドネシアなどの政府・大学とも協力し、同様の制度を始める予定。


関連国・地域: ミャンマー日本
関連業種: 医療・薬品社会・事件

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