会社員の88%、副業で収入増検討=yes123

求人求職サイト「yes123求職網」を運営する一二三生活科技が台湾の会社員を対象に実施した調査で、回答者全体の88.1%が「現在、副業を計画している」と回答したことが分かった。賃金の伸び悩みを背景に、多くの会社員が第2の収入源を模索する実情が透けて見えるといえそうだ。

調査は8月25日から31日にかけて、yes123求職網会員の会社員を対象にインターネットを通じたアンケート形式で実施。有効回答数は1,416件だった。

「副業を計画しているか」との問いに対しては、「計画しているがまだ実行に移していない」(55.9%)、「計画があり、既に始めている」(16.8%)、「計画があり、仕事を探している」(15.4%)を合わせた88.1%が何らかの副業を考えていると回答。割合は、昨年10月の同調査(86.9%)より1.2ポイント上昇した。

副業を行う理由(複数回答)としては、昨年同様「収入増を図る」が53.5%で最も多く、「住宅購入ローンの頭金を稼ぐ」(20.7%)、「留学や学習の資金を準備する」(19.1%)、「ローンや家賃の支払い軽減」(18.3%)などが上位に上がった。

このほか「人員削減や減給に備える」(39.1%)や「会社が従業員に無給での自宅待機を命じる無薪假(無給休暇)に備える」(12.1%)など、雇用側の事情による不測の事態に備えるため副業を検討している人も多かった。

副業の対象として考えている業種(複数回答)は昨年同様、パソコン(PC)を使った「データ入力」が37.5%で最多。以下、「インターネットオークション」(35.9%)、飲食店などを取材し消費者目線でまとめた文章を契約先のメディアに送る「特約記者」(22.3%)、「寄稿」(17.8%)、「家庭教師」(16.7%)など、比較的時間の融通が効く職種が上位に並んだ。

副業にかけたい1カ月当たりの平均時間は前年比0.3時間短縮の35.9時間、平日換算だと1日当たり約2時間弱が理想で、副業による望ましい月収額は、344台湾元(約1,130円)上昇の平均9,611元となった。

これまで実際に副業を行ったことがあるかの問いには、全体の57.8%が「ある」と回答。このうち上司や勤務先に副業していることが露呈した人は52.3%で、露呈した人のうち上司に叱責された人は55.6%に上った。ただ、兼業経験のある会社員の66.0%は「副業が本業に影響することはなかった」としている。

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関連国・地域: 台湾
関連業種: 経済一般・統計雇用・労務

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