貧困世帯は10%、新基準適応で増加

ベトナム労働・傷病軍人・社会事業省によると、ベトナムの貧困世帯は230万世帯で、全体の9.8%に上ることが分かった。今年から貧困世帯に関する新基準を適応した結果、2015年の5%から上昇した。24日付サイゴンタイムズが伝えた。

11~15年までの貧困世帯の基準は、主に世帯収入に基づいていたが、16~20年までは世帯収入のほか、健康管理や、教育、住宅、上下水道、情報アクセスといった項目も導入した。その結果、貧困世帯の割合は上昇した。また貧困に近い世帯も全体の5.22%に相当する124万世帯となった。

全体に占める地域別の貧困世帯の割合は、北西部が34.52%で最も高く、次いで北東部が20.74%、中部高原が17.14%となった。

■HCM市は3.06%目指す

ホーチミン市は今年末までに貧困世帯数を6万世帯へと減らし、貧困率を3.06%に下げる目標を設定した。また貧困に近い世帯も4万9,800世帯に改善させるとしている。これらの指標は、16~20年の持続可能な貧困削減プログラムの一環。

ホーチミン市の場合、貧困をはかる新基準の一つである年収が1,600万ドン(717米ドル、約7万1,845円)以下と定義され、これまでの1,200万ドンから引き上げられた。貧困をはかる基準は収入のほかに、教育や健康管理などの社会基準を数値化して算定している。新基準の適用で、ホーチミン市の貧困世帯は13万世帯となり、市全体の7.12%を占めた。旧基準では1万6,000世帯で、市全体の0.8%だったという。

ホーチミン市は支援策として、公共事業で雇用創出を図るためのファンドを再度創設する。また貧困世帯と貧困に近い世帯の全員が、健康保険を利用できるようにすることで健康管理を促進するとしている。


関連国・地域: ベトナム
関連業種: 経済一般・統計社会・事件政治

PR

その他記事

すべての文頭を開く

オフィス内装サービスを拡大 フロンティア、20年に売上3倍へ(01/19)

オフィスの内装設計・工事などを手掛けるフロンティアコンサルティング(東京都中央区)は、日本企業の進出…

続きを読む

カワサキ、中大型バイク2モデルを投入(01/19)

ベトナムでカワサキブランドのバイク販売を手掛けるTCモーターサイクルズ・ベトナムは18日、「Z650」と「…

続きを読む

ハノイメトロ3号線の車両、仏企業が受注(01/19)

フランス企業3社からなる共同企業体(JV)は、ハノイ都市鉄道(メトロ、地下鉄)3号線(ハノイ駅~西郊…

続きを読む

ハノイのBRT、2路線目が年内に開業(01/19)

ハノイ市運輸局のブー・バン・ビエン局長はこのほど、同市にとって2路線目となる高速バス輸送システム(B…

続きを読む

不動産開発、公共交通の駅周辺が活発化へ(01/19)

不動産サービス大手サヴィルズ・ベトナムがこのほど、公共交通の発展が不動産市場に及ぼす影響についての調…

続きを読む

ニンビン窒素肥料工場、複数の違反発覚(01/19)

ベトナム商工省はこのほど、国営ベトナム化学グループ(ビナケム)傘下のニンビン窒素肥料工場(北部ニンビ…

続きを読む

ビナテックスと伊藤忠、提携を強化(01/19)

国営ベトナム縫製グループ(ビナテックス)と伊藤忠商事はこのほど、工場の拡充を含む業務提携の拡大で合意…

続きを読む

知恵の輪、センサー開発でSHTPと提携(01/19)

センサー開発を手掛ける知恵の輪(浜松市)の現地法人、知恵の輪ベトナム(CWVN)はこのほど、ホー…

続きを読む

韓国ロッテがハノイに商業施設、20年完成へ(01/19)

韓国ロッテが18日、ベトナム・ハノイに大型ショッピングモールを2017年上期中に建設する。総事業費は3,300億…

続きを読む

青森の物産展、ハノイで22日まで開催(01/19)

青森県の物産展「ジャパン青森フードフェア2017」が18日、ハノイのショッピングモール「イオンモール・ロン…

続きを読む

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社エヌ・エヌ・エーは一切の責任を負いません。

SNS公式アカウント

企画広告

出版物

各種ログイン