文秀ホンダ、4モデルで初の省エネ車認証

ホンダの自動二輪車合弁会社である文秀ホンダは18日、同社の完全ノックダウン(CKD)生産の4モデルが、政府の定める省エネ車(EEV)基準を満たし、認証を取得したと発表した。国内で自動二輪車メーカーがEEV認証を取得するのは今回が初めてとなる。同社の今年1~7月の生産台数のうち、EEV基準を満たしたモデルは全体の83%を占めるという。

文秀ホンダは、8月1日付でマレーシアの陸運局(RTD、JPJ)から認証を取得した。同社によると、エンジン排気量が101~150ccの二輪車のEEV基準は、走行距離100キロメートル当たりのガソリン消費量が2.2リットル未満と定められている。

基準を満たして認証を取得した4モデルは、エンジン排気量110ccの主力車である小型のカブタイプ「EX5ドリームFi」のほか、同110ccの「ウェーブ・ダッシュ(Fi)」、125ccの「フューチャーFi」、110ccの「ウェーブ・アルファ」。このうち、EX5ドリームFi、ウェーブ・ダッシュ(Fi)、フューチャーFiの3モデルは燃料噴射装置(FI)を導入し、燃費性能を大きく向上させたモデルで、走行距離100キロ当たりのガソリン消費量が基準を18%下回る1.8リットルとなっている。ウェーブ・アルファのガソリン消費量は同1.9リットル。

同社の今年1~7月の生産台数は5万8,934台で、これら4モデルが占める割合は83%に当たる4万9,324台に達した。販売店では、該当モデルのフロントライトにEEV認証取得モデルであることを示すロゴを表示。うちFI実装モデルにはその表示も行うという。

EEV認証は、政府が2014年に改定した国家自動車政策(NAP)に盛り込まれたもので、政府は20年までに車両全体の85%をEEV認証取得車両とすることを目指している。ただ、これまでの取得は四輪車メーカーに限られており、二輪車メーカーが取得した実例はなかった。ホンダは、10年から事業計画に環境への配慮を盛り込んでおり、文秀ホンダでも13年に欧州の排出基準「ユーロ2」に適合する「ウェーブ110」を投入。今年に入ってからは、「ユーロ3」適合モデルとして、カブモデルの新モデル「RS150R」も発売している。


関連国・地域: マレーシア日本
関連業種: 経済一般・統計自動車・二輪車社会・事件政治

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