証券仲介業者など、電子明細の導入推進

シンガポール取引所(SGX)は17日、国内で個人向けに証券仲介業を手掛ける9社全てとSGXの決済部門である証券保管振替機構(CDP)が、取引をオンラインで確認できる電子明細システム「eステートメント」の導入を推進すると発表した。紙資源の節約などにより、環境負荷を低減する狙い。

証券仲介業者の顧客は2016年10~12月期から、最長3カ月にわたってオンラインで証券取引の明細を閲覧、印刷、保存できるようになる。また、すでにCDPのインターネットサービスに登録している場合は、17年4~6月期から過去2年分の取引履歴の閲覧が可能になる。現在は過去3カ月分しか閲覧できない。

投資家は、新たな取引明細の閲覧が可能になると、証券仲介業者から電子メールか携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)で、CDPからは電子メールで通知を受ける。一連のサービスに料金はかからない。

eステートメントの利用者には、紙の取引明細は発行されなくなる。ただ希望すれば、紙の取引明細の発行も継続可能だ。

証券仲介業者にオンライン取引口座を持たない場合や、CDPのインターネットサービスを利用していない投資家には、今後も紙の取引明細の発行を続けるという。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: IT・通信金融・保険社会・事件

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