渦潮電機、電動三輪3千台を9月から納車

渦潮電機(愛媛県今治市)は9月末からフィリピンのエネルギー省から受注した電動三輪タクシー(電動トライシクル、eトライク)3,000台を順次納車する。エネルギー省の計画では、マニラ首都圏と首都圏近接の南部タガログA(カラバルソン)地方に導入する予定だ。

渦潮電機の現地子会社BEMACエレクトリック・トランスポーテーション・フィリピンが車両の心臓部であるパワーコントロールユニット(PCU)を製造、現地パートナー企業のアルマゾーラ・モーターズが車両を組み立てる。PCUには、電池制御システムを搭載し、日本製のリチウムイオン電池などを採用している。運転手を含めて6人乗りで、最高速度は時速40キロメートル、充電時間は1回2時間。

フィリピンには約350万台の三輪タクシーがあるとされ、排気ガスによる大気汚染が深刻化したことから、エネルギー省は10万台を電動三輪タクシーに取り換える計画を発表。アジア開発銀行(ADB)の支援を受け、導入を進めている。

第1弾の入札は2015年5月に行われ、渦潮電機は、車両納入費と付帯サービス関連費用を合わせて3,074万7,000米ドル(約30億7,000万円)で契約を結んだ。

地元紙によると、エネルギー省は年内に新たに6,000台の入札を行う予定。渦潮電機の担当者は、「正式な発表があれば対応していきたい」と話した。


関連国・地域: フィリピン日本
関連業種: 自動車・二輪車社会・事件政治

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