「余ったお金は貯蓄」が76%、世界最高維持

ベトナム人の貯蓄志向は依然として世界1位――。米調査会社ニールセンがこのほど発表した2016年第2四半期(4~6月)の消費者信頼感に関する報告書で、このような結果が明らかになった。

余った現金の使途について、「貯蓄に回す」と答えたベトナムの消費者は76%に上り、前期(1~3月)から2ポイント低下したものの、世界1位を堅持した。東南アジア諸国連合(ASEAN)の平均は68%。国別では、インドネシアが70%、フィリピンが65%、マレーシアとシンガポールが63%、タイが62%で続いた。

貯蓄以外の使途は、「休暇」が41%(前期比5ポイント上昇)、「衣服」が38%(同横ばい)、「娯楽」が37%(3ポイント上昇)、「住居の改善」が34%(3ポイント上昇)、「IT製品」が32%(横ばい)となった。

ニールセン・ベトナムのグエン・フオン・クイン社長は、「ベトナムの消費者は支出よりも貯蓄を優先させる傾向にあり、特に生活必需品への支出には慎重になる」と分析。一方で「所得の上昇に伴い、休暇を楽しんだり、IT製品や衣服を購入したりするなど、ライフスタイルの変化も見られる」と指摘した。

■関心事は「健康」

向こう半年の関心事に関する質問では、32%が「健康」と答え、引き続き最多となった。以下、「雇用保障」が29%、「国の経済状況」が26%、「仕事と私生活のバランス」が21%、「電気・水道代の上昇」が13%で続いた。

同調査は、5月9~27日に世界60カ国・地域の消費者3万人以上を対象にオンラインで実施した。


関連国・地域: ベトナム
関連業種: 経済一般・統計

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