G20向け汚染対策、蘇州で一部生産制限

江蘇省蘇州市の蘇州工業園区の管理委員会は7月31日までに、浙江省杭州市で9月4~5日に行われる20カ国・地域(G20)首脳会合に向けた大気汚染対策を公布した。

蘇州工業園区は8月22日までに開催期間中の空気の質を保つための準備作業を完了し、同月23日から9月7日まで汚染に対する全面的な管理を行う。開催期間中は、日系企業を含む30社に対して生産・稼働制限を実施する。

生産・稼働制限の対象となるのは発電やガラス、コンクリート、化学工業、紡績、電子などの企業30社。発電を行う企業2社に対しては、G20開催期間中の発電設備の稼働を30%抑えなくてはならないとした。また、二酸化硫黄(SO2)、窒素酸化物(NOx)、ばいじん、揮発性有機化合物(VOC)などの汚染物質は排出を50%以上削減することを要求。具体的には、対象のコンクリート関連製品メーカー5社に対して、ほこりが舞い上がる工程の稼働を50%抑えることなどを要求している。

開催期間中に空気の質に変化が生じた場合には、緊急措置として生産・稼働制限の割合を引き上げるとしている。

対象企業や大気汚染対策の詳細は、同園区管理委員会のウェブサイト<http://public.sipac.gov.cn/gkml/gbm/gtfcj/201607/t20160708_441688.htm>で確認できる。

蘇州市ではこのほか、蘇州高新区も同区ウェブサイトを通じて、各企業にG20に向けた大気汚染対策を守るよう呼びかけを行った。


関連国・地域: 中国-江蘇
関連業種: 経済一般・統計IT・通信電機化学・石化アパレル・繊維製造一般社会・事件政治

その他記事

すべての文頭を開く

カンボジアと中国の関係深化 都市・特区を開発、他国関係に影も(12/06)

カンボジアと中国の関係が深化し続けている。15億米ドル(約1,700億円)規模の新たな都市開発で両国企業が正…

続きを読む

外資は本土株投資に慎重 相互取引第2弾、深港通始まる(12/06)

香港と深センの株式相互取引「深港通」が5日始まった。香港と中国本土の株式相互取引としては2年前に導入…

続きを読む

テイクオフ:広州で暮らす日本人から…(12/06)

広州で暮らす日本人から、「メーターを違法改造しているとみられるタクシーがこのところ増えている」という…

続きを読む

中国の韓流圧力強まる THAAD配備で関連企業に打撃(12/06)

中国政府による韓国企業への圧力が強まっている。米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備に対す…

続きを読む

続落、深港通への反応薄く=香港株式(12/06)

5日の香港株式市場は小幅に続落して終了した。香港と深センの株式相互取引「深港通」が正式に始まったもの…

続きを読む

深港通への投資を非課税に、本土投資家対象(12/06)

中国証券監督管理委員会(証監会)はこのほど、深セン証券取引所と香港取引所(HKEX)に上場する銘柄を…

続きを読む

対外開放の「重要な一歩」、株式相互取引で(12/06)

【北京共同】中国証券監督管理委員会の劉士余主席は5日、広東省深センと香港の株式市場で同日始まった株式…

続きを読む

HSBC、本土で初のクレカ単独発行(12/06)

英金融大手HSBCは5日、中国本土でクレジットカードの発行を開始した。同行による単独での発行は初めて…

続きを読む

技術先進サービス業への税優遇、対象を拡大(12/06)

中国財政省は2日、技術先進型サービス企業に対する税制優遇措置を、サービス貿易革新発展試験地区でも実施…

続きを読む

財新サービス業PMI、11月は53.1に上昇(12/06)

経済ニュースメディアの財新伝媒が5日発表した11月の中国サービス業購買担当者指数(サービス業PMI)は…

続きを読む

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社エヌ・エヌ・エーは一切の責任を負いません。

SNS公式アカウント

企画広告

出版物

各種ログイン