比で提供の車両遠隔制御システム、日本導入

ベンチャー企業のグローバルモビリティサービス(GMS、東京都中央区)は28日、自動車リース大手の住友三井オートサービス(東京都新宿区)と業務提携したと発表した。フィリピンのトライシクル(三輪タクシー)業者に提供している車両遠隔制御システム(MCCS)を活用し、日本や他国の自動車リース市場で新たなサービス導入を目指す。

MCCSは、車両に組み込むことで遠隔での走行制御が可能になる。支払いが滞った際は遠隔で車両の停止・回収が可能。ファイナンス会社にとっては料金の踏み倒し防止につながり、与信審査や頭金なしで車両を提供しやすくなる。

GMSは今後、住友三井オートサービスと提携し、MCCSを活用した同様のサービスを日本で構築する。まずは信販大手のセディナに、個人層を対象としたサービスを導入する。時期や詳細は非公開。日本で事業を軌道に乗せた後は、東南アジアへも展開する計画だ。

GMSは2015年11月、フィリピンのトライシクル運転手を対象に、MCCS付き車両提供サービスを始めた。GMSの担当者はNNAに対して、「与信審査がネックとなって車両を持てない人が多いことから、最初に導入する国としてフィリピンを選んだ」と説明した。

フィリピンでサービスを導入したトライシクルは約200台。5年後をめどに5万台へ拡大させたい考えだ。GMSの担当者は、「フィリピンでサービスを提供する過程では、運用上の機能を向上させた。こうした点が日本での展開に生かせるだろう」と語った。


関連国・地域: フィリピン日本
関連業種: 自動車・二輪車IT・通信金融・保険

その他記事

すべての文頭を開く

クロスコープ、全海外拠点でビズラボ提供へ(19:25)

インキュベーションサービスを展開するソーシャルワイヤー(東京都新宿区)は20日、シンガポールの業界デー…

続きを読む

中国アリババ、グローブ金融子会社に出資(16:46)

フィリピン通信2位のアヤラ系グローブ・テレコムは、傘下の金融サービス企業に中国の電子商取引(EC)最…

続きを読む

台湾の放電加工機メーカー、拠点設置を検討(19:48)

台湾の放電加工機メーカー、慶鴻機電工業(CHMER)が、フィリピン進出を検討している。販売拠点を設置…

続きを読む

エネ省と経済区庁、電力価格引き下げで協力(21:05)

フィリピンのエネルギー省はこのほど、経済区への企業誘致を加速するため、入居企業の電力コスト低減に向け…

続きを読む

テイクオフ:少し前に録画したテレビ…(02/20)

少し前に録画したテレビの特集番組を見た。「世界の工場」からの構造転換が迫られている中国で今、ネット通…

続きを読む

損保市場、16年は1割拡大 シェア5割の車保険が好調(02/20)

フィリピンの損害保険市場が堅調に成長している。2016年通年の損保業界の売り上げ規模を表す元受収入保険料…

続きを読む

【書籍ランキング】2月2日~2月8日(02/20)

■<ビジネス書ベスト10> 1.『老後破産を防ぐ 「都心・中古ワンルームマンション経営」』仲宗根和徳(…

続きを読む

環境相の鉱山閉鎖命令を保留に、大統領(02/20)

フィリピンのドゥテルテ大統領は17日、環境天然資源省による鉱山28社に対する閉鎖や一時操業停止などの命令…

続きを読む

初の政府優遇認定車、三菱自が生産開始(02/20)

三菱自動車は17日、フィリピンで小型セダン「ミラージュG4」の生産を始めたと発表した。フィリピン政府が…

続きを読む

外国商工会、商取引の電子化推進を提言(02/20)

フィリピンの外資系企業団体で構成する外国商工会議所連合(JFC)は、政府が進める税制改革に関して、下…

続きを読む

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社エヌ・エヌ・エーは一切の責任を負いません。

SNS公式アカウント

企画広告

出版物

各種ログイン