ウーバーに対抗、タクシー管理規定改定へ

台湾交通部(交通省)は27日、現在改定を検討中のタクシー業の管理規定が、概ね確定したと明らかにした。改定の背景には、米ウーバー・テクノロジーズが展開する配車サービス「UBER(ウーバー)」へ対抗する目的があるとみられ、主にタクシーの運賃体系などの多元化が図られる。改定後の規定は、早ければ年末にも適用される見通し。

28日付聯合報が伝えた。タクシー運営の多元化について、交通部は昨年末に既に関連規定の改定に着手していた。内容は、先に専門家やタクシー業者、タクシー業の労働組合などから同意を得たという。

新たな規定には、主にタクシーの運賃体系を各業者が設定することや、タクシーの車体の色を現行の黄色に限定しないことなどが盛り込まれる見通し。このうち運賃については、初乗り運賃が現行規定を下回ってはならないことのほか、支払い方法はまず現金のみとした上で、将来的に電子決済を取り入れることなどが定められる。

台湾でのウーバーの運営をめぐっては、同サービスが2013年7月に進出して以来、タクシー業者からの反発の声が相次ぎ、交通部公路総局が取り締まりを強化するなどしている。タクシー業の労組は、今年に入りウーバーに抗議する大がかりな街頭デモを2回実施し、8月11日にも再び行う可能性を示唆している。


関連国・地域: 台湾米国
関連業種: 運輸・倉庫政治

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