1~6月新車販売、過去最高の16.7万台

フィリピンの新車販売が伸びている。フィリピン自動車工業会(CAMPI)とトラック製造者協会(TMA)のまとめによると、上半期(1~6月)は前年同期比27.4%増の16万7,481台で過去最高のペース。6月は前年同月比36.4%増の3万2,993台と、2カ月連続で単月最高を更新した。業界関係者からは通年で38万台を超えるとの見方も出ている。

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上半期の販売台数を車種別にみると、商用車が前年同期比33.3%増の10万4,921台、乗用車が18.5%増の6万2,560台だった。商用車のタイプ別では、小型商用車(LCV)が34.4%増の6万9,414台、アジア・ユーティリティー・ビークル(AUV)が29.0%増の2万9,956台。伸び率は、大型商用車(カテゴリー5)が94.3%で最大だった。

メーカー別では、首位のトヨタ・モーター・フィリピン(TMP)が25.9%増の7万2,642台だった。内訳は、商用車が27.8%増の4万3,356台、乗用車が23.0%増の2万9,286台。シェアは43.4%で、1~5月の43.0%から拡大した。

TMPの鈴木知(すずき・さとる)社長はNNAに対し、経済成長に伴い、車を買える中間所得層が増えていることに加え、3月にスポーツ多目的車(SUV)「フォーチュナー」、4月に多目的車(MPV)「イノーバ」のフルモデルチェンジ車を投入した効果が出ていると説明。通年の販売目標について、「15万台を狙っていたが、上方修正を考えている」と明らかにした。

CAMPIのロメル・グティエレス会長は、「年初から市場の成長は持続している」と指摘。「年初に設定した通年の販売目標である35万台の達成を確信している」とコメントした。

TMPの鈴木社長は「毎月、想定以上に市場が伸びている」と話し、「通年の市場規模は38万台程度とみていたが、超える可能性もある」との見通しを示した。

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■6月、36%増

6月単月は前年同月比36.4%増の3万2,993台。車種別の内訳は、商用車が46.7%増の2万1,042台、乗用車が21.5%増の1万1,951台だった。

上位10社では、TMP、フォード・モーター・フィリピン、フィリピン日産が5割以上伸びたほか、三菱モーターズ・フィリピンズ(MMPC)、ホンダ・カーズ・フィリピン(HCPI)など5社が2桁成長となった。

統計には、CAMPIとTMAに非加盟の韓国・現代自動車などの販売台数は含まれていない。


関連国・地域: フィリピン日本
関連業種: 経済一般・統計自動車・二輪車

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