2017/01/12(木)

フィンランド企業、ミ島にタイヤ工場を検討

フィリピンの農業省は10日、フィンランド企業がミンダナオ地方でのタイヤ生産を検討していると明らかにした。約2億米ドル(約232億円)を投じてダバオまたはコタバトの周辺に工場を建設する。当局は近く同社と覚書を結び、原料の供給元であるゴム農家の確保を進めるという。地元紙ビジネスワールドなどが伝えた。

タイヤの素材開発や工場建設を手掛けるブラック・ドーナツ・エンジニアリングが、進出を検討している。約50ヘクタールの用地に工場を建設し、自動車用のタイヤを年間400万本生産する。工期は2年。ブラック・ドーナツのカイ・ハウバラ社長兼最高経営責任者(CEO)は、「東南アジアは自動車の販売が伸びており、フィリピンはタイヤ工場を設置するのに適している」と述べた。今週中に幹部がダバオとコタバトを訪ね、複数のゴム農場を視察する。

フィリピン・ゴム調査研究所(PRRI)のロドルフォ・ガラン所長によると、タイヤの原料は約4割を天然ゴムが占める。年産400万本を実現するためには、年間1万6,000トンの天然ゴムが必要になる。フィリピンでは2016年、前年比10%増に当たる約11万トンの天然ゴムが生産された。


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